狐の座敷牢

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zoom RSS 東方幻想詩譜RE その5

<<   作成日時 : 2014/06/14 17:00   >>

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ログネタはあるがこっちも進めておかねばならないと思った(しきたり


まずは前回の次元の混乱。

冒頭にみとり回想が入っております。そのみとりの設定も河装備をベースにもう一回点くらいひねりを入れました。河装備のネタを入れたの後の話だったんでねえ…。
あと舞妓さんがカイリュー云々と言っていますがこれは身内ネタ。



君はこの先を読み進めてもいいし読み進めないでいいかもしれない!
迷わず行けよ行けばわかるさありg
















にとりが立ち去って、そのあとも暫く私はその場に棒立ちになっていた。

不思議と、不快な感情は湧かなかった。
でも、私は彼女の変化がとても羨ましいものに思え始めていた。
同じ一つの存在から分かれ、互いを否定し合うことしかできなかった筈なのに。


その時、自分の頬に冷たい雫が零れ落ちていることに、私は気づいた。


気づいてしまったのだ。
今の彼女が、暗い地の底に閉じこもっていた自分にとって、あまりにも眩しく輝く存在であったことを。

自分が望めば、そう変わることが出来るのだということを。



「御機嫌よう」

私は流れ落ちる涙を払うこともせず、その声の主を見返す。
この地底世界にある地霊殿、その主の妹…古明地こいし。
自分と同じように、心を閉ざし、あらゆる総てから目を背け続けて来た…心を無くした無意識の妖怪。

…その彼女の閉ざされた第三の瞳が、僅かながら開きかけていることに私は気づいた。



「…お姉ちゃんが呼んでる。
私とあなたに、大事な話があるんだって」






「…単刀直入に言いましょう。
あなた達にはこれから、ある世界へ旅立ってもらいます

席を勧められて、それが温まりきらぬうちに放たれたのがその一言だった。

「私も?」
「あなた達、と言ったはずよこいし。
あなたも、勿論行ってもらうことになる」
「ふーん…面白そうなところなら、いいけどな」

相変わらず無邪気に笑う妹に…姉、地霊殿の主である古明地さとりが一瞬、寂しそうな表情をしたのを私は見逃さなかった。

「異論は、ありませんか?
なければ、すぐにでもそちらへ」
「…ひとつ…教えて欲しい。
あいつは…にとりは、その世界に行って、変わることが出来たのか…?

さとりは驚いた表情をしている。


普段、感情の薄いこの妖怪が、ここまではっきりと表情に出す事は珍しいこと…いや、見るのは初めてのことだ。
私とにとりが共有していた記憶にも、この妖怪のイメージは普段見せる能面のような表情…。


いや、今なら解る気がする。
彼女は、妹がそうしたように、ありとあらゆる恐怖や負の感情を捨て去ることをせず…総て抱え込んで存在(いき)てきたことを。


それは、この古明地さとりという少女の、心の強さだということを。


その瞳は…そこに微かに灯る意思の輝きが、つい先刻見たにとりのそれと重なった。



「…私も…私も、このままでいるのは嫌だ…!
…逃げだすのは…拒絶して生きるのは、もう嫌だ…!
でも、でも今の私には…どうしたらいいのか解らない…!
あいつが、別の世界に行って何かを見いだせたんだったら…私もそれを見に行きたい…!!」



私は…泣いていた。


妬ましさや、悔しさじゃない。
ただ、その光がまぶしくて、羨ましくて。



「…あなたの心が、今なら少し見える気がするわ。
あなたが封じてしまったあなたの心の鍵…望むモノが手に入るかどうかは解らない」

さとりの表情が少し和らぐ。

「私も人間と…いいえ、他の妖怪を含めた誰かと解り合うことなどできないと思っていました。
私の持つ忌まわしい力は、受け入れられることなど無いと、そう思っていました。
でも、彼女は…恐らく幻想郷の誰もが経験しえない過酷な過去を生き…今も、決して捨てなかったひとつの想いと共に、歩みを止めず生き続けている。
その生き様に、彼女と旅路を共にした者は自分たちなりの答えを見出し、新たな生き方…存在理由を見いだせている。
傍観に徹していたはずの、この私ですら


そして、真剣な眼差しで、再び私と向き直る。

…残念ながら、今回は同じ世界とはいえ、旅の相手はその彼女とは違う。
ひょっとしたら、もっと過酷な旅になると思う。

…でも、その中で色々なことを見聞し、悩み、考えることは、きっとあなたにとっても良い経験になると…私は信じます」

自分の手を取る彼女の手を…私は払うことなく受け入れる。
そして、さとりは同じ表情のまま、私の覚悟を問うその言葉を投げかける。


「拒否するなら止めはしません。
あなたには、その自由もある。
けれど、あなた達がそれを望むのであれば…私は、その選択肢を与えているに過ぎない」

答えはもう、決まっていた。


「…解った。私をそこへ送ってくれ。
私も…あいつと…にとりと同じ世界を見てみたい」



しばしの沈黙を挟み…さとりは微笑み、頷いた。



-東方幻想詩譜-
譜の五 「開かれた瞳」



♪BGM 「KOUYOU」(beatmania 7th MIX)♪


リリカ「あ…小町さんからだ。もしもし?」

ウェルダン「お、なんだかんだで着メロ変えたのか」
静葉「でも登録済みでロクなのが他になかったのよね。
  結局、無料の個人サイト探しまわって昨日やっと良さげな曲を見つけて来たわ」
こいし「どう聞いても秋の曲です本当に(ry」


小町『おーリリカかあー。久しぶりだねー。
   昨日、死神協会の方で新アイテムの入荷があったし、預かったところから調達させてもらったから配達してもらっておくよー
リリカ「…え?
   まぁそれは承服済みだからいいんだけど…配達ってどうやって?」
小町『えーっと…ナビ機能だとあんたは今ヒワダタウンかー。
   だったら、ヒワダにもフレンドリィショップがあるよね?
   そこに配達員が行ってると思うから、その子から貰ってちょうだい。
   送料は無料だからいつでも使えるし〜よろしく〜』


こいし「死神協会がゲーム内のアイテム取り扱ってるって…幻想郷の担当閻魔庁ってヒマなのかな」
静葉「まぁ…このところあまり死人も出ないし、そもそも人口も少ないから、忙しくしてるのはトップの四季映姫くらいのものね。
  ひょっとしたら、あの庁で映姫以外で今一番仕事してるのは案外、小野塚小町なのかも知れないわ。
  彼女のサボり方は私の目から見ても本当に露骨だし、あの生真面目な閻魔に目をつけられてるのかもね」
ウェルダン「まーそれより、そのアイテムとやらを受け取りに行こうぜ。
     どーせタダなんだろう?」
リリカ「……一応私があの死神に預けたお金で買ったものなんだけどね」


〜ヒワダのフレンドリィショップ〜

♪BGM 「死体旅行 〜 Be of good cheer!」(東方地霊殿)♪

?「やあやあ皆の衆、お届け物だよー^^」

リリカ「…おいィ?あんた達には何か見えるか?」
こいし「見えないねえ^^」
みとり「…誰かいるのか?」
静葉「私のログにも何もないわね」

?「( ̄□ ̄;)んにゃっ!?
 ちょ、ちょっと何なのさその扱い!?
 つーかこいし様までその対応はあんもり過ぎるでしょう…?」

こいし「冗談だよお燐〜、ちょっとした茶目っ気じゃないの〜^^」
お燐「いやそれなんか違う絶対違う。
  つーか、なんであたいはこんなことをしなきゃならんのかよく解らないんだけど。
  …そもそも趣味…じゃなくてお空不在の火焔地獄維持のための死体運搬で忙しいってのに…('A`)」

ウェルダン「…おいィ…今さらりとこいつとんでもねーこt」
静葉「変ねえ…今は炉も順調に動いて、あの馬鹿鴉の仕事って精々炉に異物が入ったときの排除くらいしかやることないんじゃなかった筈よね?」
お燐「一定量の水素って奴は必要になるから、それを得るために人間の死体を燃料にするのが都合いいんだとさ。
  結局、なんだかんだであの山の神達の介入以後とあたいたちの仕事はそんなに変わってないのさ」
ウェルダン「無視かYO!!><
     もうこのメンバーの中で思考がまともなのは俺だけなのかよ…パーティ解消してぇonz」
ポエット「( ̄□ ̄;)えッ私も同類ッ!?
静葉「気持ちは解るけどいい加減慣れなさい…はっきり言うけど、先行しまくってるあの人形使いの周りの面々のほうが、もっと思考回路が意味不明な連中ばっかりだし」
こいし「天人(笑)とかかりちゅまとか食いしん亡霊ですね解ります。
   あのメンバーだとトレーナーのアレも含めて、お空が一番まともに見えてくるから不思議よねー^^」
リリカ「(あれ…確か妖夢が居た筈じゃ………ああいや、妖夢じゃストッパーの役目も果たせませんよねそうですよね)」
お燐「まーとにかくっ、これをあんた達に引き渡して今回のお仕事は終わり。
  あたいはすぐにまた地底に戻らにゃやならないし、これで失礼するよ!」

お燐から虫よけスプレー、ヨロギの実、ソクノの実、いいキズぐすり、シルクのスカーフを受け取った!
お燐は猫車を押してフレンドリィショップを飛び出して行った!

こいし「おー御苦労さーん。お姉ちゃんによろしくねー♪」
リリカ「おいそこ、あんたが仕切るなあんたが」





メルラン「どうも! 騒霊姉妹の無駄ににぎやかな方、メルランです!
    今回はゲーム内ではともかくストーリーでは微妙にキーポイントに当たるお話のようですね」
ルナサ「( ̄□ ̄;)おいお前また前口上変えてるし!!
   しかもこれタイバニの次回予告のパクリー!?
メルラン「私にだってネタが思いつかないとき位…あるっ…!
    それにこの形式だったら姉さんだってその気になれば前置きできて一石二鳥じゃない♪
ルナサ「( ̄□ ̄;)私やらないよ!? やらないからね絶対!?」

メルラン「さてさて、ゲーム本来のストーリーには関係ないけど、ある程度母親に送金してると、アイテムを買ってくれるようになるわね。
    流石にどのアイテムを買うのにどのくらい支払われているのか、あるいは配達員に依頼する為に余分な料金が取られてるかどうかは、調べた人がいないみたいので何とも言えませんがー」
ルナサ「まあ、そこまで気にしなきゃならんほどは減ってないからでしょ。
   因みに電話一回につき、配達される道具は一種類よね」
メルラン「ストーリーの都合です(キリッ」
ルナサ「それで済まそうとすんなよ…」





ヒワダジム

慧音「よお、遅かったな」
リリカ「また何時の間にかいなくなって…。
   大体、あなただって戦えないとかそういうわけじゃないんでしょ?
   一応案内役ってことはいろんな街を巡り歩いてるんだろうし」
慧音「そこはまあ、あくまで案内人の立場を逸脱した行動は取れないからな。
  それに…」
リリカ「何よ」
慧音「いや、なんでもない。
  そもそも私はせいぜい護身用のポケモンしか持たされてないし、別件でこの世界をうろついてるだろう花妖怪ほどすらの能力もないさ。
  …あくまで、トレーナーとしてはな

静葉「(トレーナーとしては、ね。
   もっとも…今の彼女でもそんなに大した戦闘能力は持っていないのでしょう…異変の時、どうして生きているられ他のか解らないほどの重傷を負って、こんな短時間では歩くのも苦痛な筈だろうに)」

リリカ「それはいいや…この街のジムの特徴って?」
慧音「うむ。
  このヒワダジムのリーダー・ツクシはまだ少年だが、歩く虫ポケモン大百科の異名を取る虫ポケモンのエキスパートだ。
  虫ポケモンと言えば、道中でも会ったかも知れないが…」
リリカ「うーん…キャタピーとかトランセルとか…イトマルっていう蜘蛛みたいなのもいたわね。
   あまり苦戦するような相手じゃなかったけど」
ウェルダン「俺様の操る炎の力がクチクラ装備の虫ポケなんぞに後れを取る筈がにい!!
慧音「…まあそうだろうな、虫は炎の技に弱い。
  他にも飛行、岩にも耐性がなく、ここまでに多く出現する虫ポケモンは進化前のモノが多いことも含めて大した脅威にはならないだろうな」
静葉「逆に私の草の技は効果が薄いわね。
  虫は植物を食い荒らすから当たり前という気もするけど」
慧音「あと、何故か格闘技も効きが悪いな。
  しかし、キャタピーやイトマルは能力が恐ろしく弱く、トランセルに至っては野生のものは攻撃能力が皆無。
  なので苦戦要素は少ないのだが…問題はこのジムの切り札・ストライクだ
リリカ「ストライク…って、カマキリみたいなポケモンよね?
   ズイの周辺にいたのはそんなに強くなかったけど…」
慧音「あの近辺のストライクはあくまで野生種だからな。
  だが、実際ストライクの能力は非常に高い。未進化ポケモンとしては破格の能力の持ち主で、通信進化形態であるハッサムに比べると防御能力は比べるべくもないが、ハッサムにない強みとしては飛行タイプとS種族値105という足の速さだ。
  昔はストライクの能力に習得技が追い付いていないとい宝の持ち腐れだったが、現在はシザークロスやトンボ返りと言った強力な一致技も登場し、進化後のハッサムに至っては厨ポケの一角に祭り上げられる始末だ。
  そして…このジムのハッサムもトンボ返りを多用する。トンボ返りの性能は解っているな?」
リリカ「うん…攻撃を行った後、控えに戻ってしまう技よね。
   威力70は決して高い数値じゃないけど…」
慧音「ふふ…どうやらトンボ返りの「手持ちに戻る」効果をデメリットと思っていないか?
  …まあいい、ストーリー上はそれほど重要な技じゃないだろうし…出来ればその方面に足を突っ込んでもらいたくはないのだがな。
  それに、この時点でストライクの攻撃性能から一致威力70は笑って済ませられる威力ではない。レベルも昔に比べて上がっているから、有利なタイプでも油断せず、確実に焼き切ることだ。
  あとコクーンやトランセルも連れているが…リメイク前と違ってちゃんと攻撃してくるから気をつけてな」


〜ヒワダジム〜

ツクシ「ようこそヒワダジムへ!!\(^0^)/
   僕は未来の虫ポケモン研究者を目指す、当ジムのジムリーダー・ツクシです!」

リリカ「あれ…この展開ってもしかして」
こいし「なんかシンオウリーグにもこんな人、居た気がするなぁ^^;
静葉「…あんた流石にそこまでは行ってないでしょうが。
  虫使い同士見事なシンパシーと関心するけど何処もおかしくは(ry」
ツクシ「いや流石にあんな人と同類視されても正直困るんだけど…^^;
   うーん…普段と違うアッピルはまだまだ研究が必要だなー」
リリカ「いや、そんなしなくていいからさ。
   それにしても…」
ツクシ「リーダーとしては若すぎる…とでもいうつもりかい?
   …こう見えても僕は、ジムリーダーとしてはハヤトさんよりもずっと古株だから
静葉「そうみたいね。
  けれど…何故ロケット団の悪さしてたのを放っておいたのか、それも聞いておきたいわね」
ツクシ「うーん…それを言われると耳が痛いな。
   僕はアルフ遺跡調査団の一員でもあってね…その為にちょっとジムを空けていた隙に、あんな連中に大きな顔をされて困ってたところを助けてもらったのは感謝するよ。
   でも、決まりは決まり。
   挑戦者である君に僕の研究成果、存分に見せてあげる!
   行け、僕のストライク!!」

リリカ「(うー…あの白沢先生が言ってたみたいにやっぱり先発はストライクなんだ。
    どうしようかな…そろそろ、みとりさんにも戦ってもらいたいんだけど)」

【システムウインドウ】みとりはアビリティ「かくれる」で木蔭に隠れました

静葉「こらそこの河童。
  いい加減あなたも覚悟を決めて前に出なさい」
みとり「ちょ…こら離せっ! 私の出番なんてとりあえずここにh」
静葉「つべこべ言わないでさっさと出る!
  …それとも? 泣く子も黙らせる地底の赤河童ともあろうものが、人間ごときが怖いのかしら?
みとり「な!ここ、この私の何処が人間恐怖症という証拠だ!
   何処からどう見ても立派な装備の私が虫装備のリーダーに後れを取る筈がにい!!><」
静葉「だったらつべこべ言わず行ってらっしゃい。
  リリカ、遠慮なくこいつを先頭に立たせなさい」
みとり「( ̄□ ̄;)!!??」





メルラン「ヒワダジムはすがすがしいくらい虫だらけのジムです。
    昔の単純な作りのジムと違い、あみだくじのように綱を渡る蜘蛛の乗り物に乗ってフロアを移動することになります」
ルナサ「まあ、リメイク前のGBカラーのソフト容量だとそこまでのギミックは仕込み切れなかっただろうけど」
メルラン「トレーナーを蹴散らしながら、設置されたレバーを操作して対応したロープを緩めたり伸ばしたりして蜘蛛の行き先を変えてやりながら移動するんだけど…まあ、トレーナー戦はほぼ避けられないと思ってていいわね。大したポケモンは出てこないけど」
ルナサ「その代わり、ツクシの先発がストライク、というわけだ。
   リメイク前を知っていて“どうせ今回もショボ技だろ(^д^)プゲラ”とかナメ切って、先発のストライクにトンボでエースを惨殺され、そのままなし崩し的に蹴散らされたという例も後を絶たなかったとかいうわね
メルラン「アレがシザークロスで、そのまま居座ってくるとかだったら本気で目も当てられないわよ。
    しかもリメイク前に比べて、レベルが2つも上がってるわ」
ルナサ「ツクシの手持ちはレベル17のストライク、レベル15のコクーンとトランセル。
   コクーンとトランセルもしっかり虫食いで攻撃してくるし、こいつらもなめてると痛い目を見ることになるね」
メルラン「リメイク前はストライクが連続切りで殴ってくるだけですものね。
    もっとも、連続切りも当てられ続けると正直笑えない破壊力になるし、早急に処理しておきたいのは昔もそんな変わらないわ。
    ストライクには炎、飛行、岩と言ったお決まりの弱点ばかりでなく、飛行タイプだから電気技も通るわ」
ルナサ「まあこっちにはマグマラシが居るから苦戦する要素もなかったけどね」





ウェルダン「バーニン!!」


ツクシ「う、うーん…流石にマグマラシに本気を出されたら敵わないなぁ…^^;
   いや、勿論それを扱うキミの力量は本物。
   それを認めてこのインセクトバッジを進呈するね!」

リリカはインセクトバッジを受け取った!

ツクシ「そのバッジを持っていれば、人から貰ったポケモンでもレベル30までなら素直に従ってくれる。
   あと、居合斬りの技で、細い木を切り倒して先に進むこともできるようになるよ」
リリカ「うーん…そう言えば、居合斬りってまだ誰も使えないような」
ツクシ「それなら、この街の炭焼き職人が秘伝マシンを持っているよ。
   キミはガンテツさんを知ってるみたいだし、あの人の知り合いなら力になってくれると思うよ。
   あと、これは僕の特製の技マシン。きっと役に立つと思うよ!」

技マシン89を手に入れた!

リリカ「トンボ返りよね、この技」
静葉「まぁ…今のメンバーじゃ運用できるのが居ない気がするけどね。
  それに慧音は口を濁していたけど、聞いていてそんな害のある話でもないから私が少し説明するわ。
  ダメージを与えながら交代できる、というこの効果は、特に通信対戦環境におけるサイクル戦において、相手に負荷をかけながら有利対面を作る手段として重宝されるわ。
  後攻で交代するか、先手で交代するかでも状況は変わるでしょうけど…まあ確かに、今現在は無用の知識かもしれないわね」
リリカ「ふーん…確かに、今の私じゃ縁のない話だったね」
静葉「そうね。
  それじゃあ、炭焼き職人とやらの家に行きましょうか」


ジムを出てとりあえず炭焼き職人の家へ向かう一行だが親方は弟子がウバメの森に行ったまま帰らないとイライラしているようだったんですわ?
仕方にいのでリリカ達はアワレな弟子を探すべくウバメの森へカカッと移動したということで何処もおかしくはなかった



静葉「この森には多くのポケモンの気配はするけど…ほとんど虫か草タイプね。
  私ではそれほど役に立てそうにないわ」
ウェルダン「ま、そこは炎装備の俺様に任せておけば万事OKだぜ!
リリカ「何か急に自分が頼りになることをアッピルしだした>>牛
   …確かに、ヒワダジムでは無双状態だったし…もう少し頼りにさせてもらおう、かな?」
ウェルダン「おうよ!
     甲鉄艦にでも乗った気になって安心しな!!」


「ふん…相変わらず弱い奴ほどでかいことをほざいて吠える…!」


リリカ「…っ…あんたは!」
ウェルダン「ようチキン野郎。
     相変わらず自分が大口を叩いて弱くないとアッピルしているようだなあ!」

こいし「…誰?あのいろいろと弱そうなコ?あの子の彼氏?(ニヨニヨ)」
静葉「そんなことを下手に言って御覧なさい、世界法則を無視して辻斬りされても知らないわよ。
  ウェルダンの話からすれば、なんでも旅立ちの頃に因縁つけて返り討ちにあった身の程知らずってことらしいわ」
ポエット「な、なんとも加点の仕様がない…。
    そう言えば私、丁度タマゴの中で待機状態だったんですけど、ものっそい一瞬で勝負付いた系の気配だったような」

シルバー「…今そこで聞いたが…この街にのさばってたロケット団の残党を追い払ったというのは本当か?」
リリカ「え…ええ。
   それがどうしたのよ…!」
シルバー「気にいらないな…俺が蹴散らしてやろうとしてたのに…!
    俺は、あいつらやお前みたいに、弱い奴が群れていい気になっているのに虫唾が走ってしょうがない!
    今後あの連中は俺がズタズタにしてやるから、お前はジムリーダーどもとでも遊んで手出しするなよ、邪魔だからな!」
リリカ「…っ…何よ!
   この私の何処があのヒキョウでアワレな連中と同類って証拠なのよ!!」
シルバー「…解らないのか、頭の悪い奴め。
    お前みたいに、使えない雑魚ポケモンと仲良くしながらダラダラ馴れあっているのと、弱っちいくせに頭数そろえていい気になっている小悪党のロケット団と、何処が違う!


みとりはその一言に顔色を変える…!


みとり「…違う…っ!」


-…そんなの、関係ないよ。
このひとの気持ち、今の私にはよく解る…だから、拒む理由なんてない。
…どれだけのことが私達に出来るか解らない…それでも良ければ一緒に行こう、みとりさん-


みとり「…この子のことを何も知らないクセに…!
   知ったような口を利くなあああああああああ!!」
シルバー「……ふん、コイキングか。
    役立たずの代名詞のようなポケモンを連れ歩くとは、やはりロケット団を追い払ったのもまぐれ。
    自分の無力さを思い知れ…ゴース、その雑魚を呪ってやれ!」

シルバーのゴースは呪いの構え!
みとりの攻撃は届かず、呪いの効果で体力が徐々に削られていく…。

ポエット「みとりさんが!」
静葉「拙いわ…今の彼女にさしたる攻撃の手段はない…!」
こいし「なら私が…って、何!?」


♪BGM 「Magia」 Kalafina♪


みとりの体から異様なオーラが立ち上る…!!


リリカ「…!?
   みとり…さん…?」



-寄るな!この妖怪め!!-


-妖怪はいつもそうだ!
人間を騙し、食らうことしか考えていない!-


-…ふん、人間などに肩入れするからつまらん目に遭うんだ…-


-河童族の面汚しめ…。
人間をこの山に入れるなど…天狗様や鬼様達の逆鱗に触れたら貴様の所為だ…!-




みとり「…私は…お前を認めない…!
   私を…にとりを否定したあいつらと同じお前が…お前如きがトレーナーを名乗るなど…!
   これ以上、お前がポケモンを「道具」として扱うことを…私は禁止するッ!!


リリカ「こっ…これは…!?」
静葉「…進化、よ。コイキングの
リリカ「え!?」
ウェルダン「マジか!?
     コイキングに進化の姿があったのかよ!?」
静葉「…そうね。
  多くのポケモン学者はそれを悪用されぬよう、意図的に発表を伏せている現実。
  世界最弱のポケモンともいわれるコイキングは…時にその怒りのままに破壊の化生となるギャラドスの幼生体とされる…!
リリカ「…破壊の…化生…そんな!」


みとりはコイキングからギャラドスに進化した!
みとりは逆鱗の構え!
シルバーのゴースはアワレにも吹き飛ばされた!


シルバー「そ…そんな馬鹿なことが…!
    コイキングごときにそんな秘密が隠されて…しかも、この技はドラゴンタイプ最強の…!?
    何故こんな奴にこれほどの力が!!?」

ポエット「は…はわわっ!
    だだ、駄目ですよーみとりさーん!!
    こ、このままこんなすごいパワーで暴れられたら、街がー!!><」
静葉「無駄だわ。
  怒りにまかせて暴れるだけの今の彼女に、私達の声は聞こえてない筈。
  まったく…つまらないことをほざいてくれたわね、あの坊や!」

シルバー「…面白い!
    だったら、そのギャラドスをズタズタにしてやる!
    行け、アリゲ…」

しかし繰り出そうとしたシルバーは、アリゲイツごとみとりの放つ強烈な波動に吹き飛ばされる!
そのまま近くにあった木に叩きつけられ、気を失ってしまった…。

リリカ「みとりさん、やめて!もうこれ以上は駄目だよッ!」
こいし「…駄目だ、リリカ。
   今のあいつに私達の言葉は届かない。
   あの赤い髪が、みとりちゃんの心の傷跡を無暗に踏みにじってしまったから…!
リリカ「じゃ…じゃあどうすれば!」


こいし「…あの子は…私が止める!」


♪BGM 「ハルトマンの妖怪少女」(東方地霊殿)♪


こいしの第三の目が開いた!
それとともにゴーストの姿が変化し…ゲンガーに進化した!


こいし「ごめんねみんな…私、ひとつ嘘をついてたんだ。
   …この世界に送られて来たそのとき、閉ざされていたはずの私の心は開いていたの。
   何度も、何度も再び閉じようとしたけど…できなかった
静葉「こいしッ!?
  やはり、あなた!!」
こいし「…でも、私ももう逃げない。
   リリカもみとりも、自分の心を向き合おうとしているのに、私だけ逃げたくない!

みとりは逆鱗の反動で混乱している!
しかし頭がヒットしながらもまた逆鱗を打とうとしているんだが!?


こいし「安心して、みとり!
   今度は置いてきぼりにしない…ここで私が必ずあなたを止める!
   想起“恐怖催眠術”!!」

こいしは催眠術の構え!
強烈な思念波がみとりの体を捉えた!

みとり「…う…こい、し…」
リリカ「みとりさん!もういい!もういいんだよっ!
   だから正気に戻ってよおおおおおおっ!!

ギャラドスは少しずつみとりの姿に戻って…そのまま意識を失った。


ガンテツ「うおお!?なんや、この在り様は!?
    一体何があったんや、リリカ!?」
静葉「説明はあとでするわ…暫し、この子たちを休ませて欲しいの」
ガンテツ「う…うむ。その方がええな。
    わしの家はすぐそこじゃからな」


-少女説明中-


ガンテツ「…成程な。
    その坊主ならほんのさっき、ここ来とったんや…数日前に注文を受けたボールの受け取りにな。
    最初はいけ好かんガキやと思っておったが」
ウェルダン「それが何でボールなんて作ってやったんだい?
     俺様の見たところ、あんたはそういうところは厳しそうな感じがしたが」
ガンテツ「…確かに、第一印象ならそう思うやろな。
    せやけど…あのシルバーという坊主、何処か迷いを抱いとる目ェしておった。
    多分根本的には違うんやろが…わしにはあの目が、そう、リリカによぉ似ている気がしてな。
    今はどうかわからんが、いずれ多くのポケモンやトレーナーと出会って行けば…将来大きく化けるトレーナーかも知れんと思って、依頼を受けたんや。わしのボールが、その一助になればと思ってな」
ウェルダン「ふーむ…流石に一級のボール職人の見る目は違うねぇ。
     すごいぜーあこがれちゃうぜー」
ガンテツ「それほどでもない。
    …まぁ、あの場所のことは心配せんでもええ。
    あの辺りは郊外になるし、あのくらいのバトルを仕出かすトレーナーも結構おんねん。
    幸い街には被害でとらんし、気にせんでええわ」


静葉「あなた…やはり「心が開いて」いたのね」
こいし「(ぐったりしている)
   うーん…でも、長いこと使わなかったチカラだったから…うまくいって良かった。
   …静葉さん…気がついてたんだね」
静葉「確信はなかったわ。
  だったら…あなた、ひょっとして」

こいしは少し悲しそうな眼で視線を逸らす…。

こいし「……わかって、たんだ。
   私がリリカに、何をしちゃったのか。
   だけど…」
静葉「今は…今は、まだ話す時ではないわ。
  そして、ゆっくり休みなさい」



みとり「…う…ここは…。
   わたしは、いったい…」

孫娘「あ!お姉ちゃん気がついたよ!」
リリカ「…みとりさん、大丈夫!?
   大丈夫だよ、ここはガンテツさんの家だから…もうあなたを怖がらせる人とかいないから…!
孫娘「お姉ちゃんずっとうなされてたんだよ…。
  昔、お姉ちゃんを虐めてた人の夢を見てるんだって…。
  …でも、ここにはそんなことする人はいないから、安心して!」

しかしみとりは孫娘の差し出した手に反射的に身を引いてしまう…。

ポエット「駄目ですよそんな態度とっちゃ!
    この子はあなたのこと、心配してくれてたんですよっ!!><」
みとり「う…済まない。
   だが…私は」

静葉「…でも、ここで逃げてたらあなたは今のままよ。
  何も急に変わる必要はない…でも、少しくらいは前に進まなきゃ、いけないと思うわ

みとり「………うん。
   心配してくれて…その…ありがとう…」
孫娘「!
  どういたしまして!^^」





ガンテツ「…さ、お前さんたちが休んでいる間に、頼まれていたものは作っておいたぞ」

リリカはヘビーボールを4個受け取った!

ガンテツ「こいつは会心の出来じゃ!
    このボールでポケモンを捕まえられるか、存分に勝負して見ぃ!」
リリカ「…ありがとうございます。
   それと、今回はご迷惑を」
ガンテツ「なに、いいってことよ。
    大事なことだから何回も言うが、わしはお前のことが気に入ったからな!
    もしまたぼんぐりをボールにして欲しくなったら、遠慮なく持ってくるとええぞ!」

孫娘「えと…その、また遊びに来てくれるよね…?」
みとり「え?
   あ…その…」
こいし「(みとり腰辺りを軽く小突く)」
みとり「…あ、ああ。
   また…きっと遊びに来るよ」
孫娘「わーい!約束だからねー!」

静葉「…どう?
  人間も少しは、捨てたもんじゃないでしょう?」
こいし「そうだねー」
みとり「( ̄□ ̄;)ってあんたが応えるのかよ!?






ルナサ「……今更の話だけど……きっとこいしだって、辛かったんだろうな。
   あの子はそれだけ、ずっと昔に傷つくだけ傷ついて…心を鎖すことしかできなかった。
   きっと…自分と同じリリカが、それでも私達と一緒に楽しくやってるのを見て、それで
メルラン「あの子はこの時点で、自分のやってしまったことの意味を知ってしまっていたの。
    それがずっとこの先も、あの子の心に暗い影を落としていくことになる…けど、この子はずっとその痛みを胸に抱いて、心を鎖さずに旅を続けたのは間違いないわ。
    …だから、姉さんだってあの子の事、許してあげる気になったんでしょ?」
ルナサ「まぁね。
   それに…私達の大切な妹の、大切な友達なんだから

メルラン「それはさておき。
    実際ライバル戦は進化形態みとりの独り舞台。逆鱗はないけど、一致滝登りもあったから正直楽勝だったわね」
ルナサ「ライバルの手持ちはゴース(14)、ズバット(16)、盗まれたポケモンの一進化形態(18、この場合はアリゲイツ)。
   一応件のこいしもこのころに通信進化させてたのは確かだけどね。C全振りを活かす技を全く持ってないとかどういうことなのかと」
メルラン「というかこの頃本気で悩んでたことと言えば、いかにルーミアと差別化するかのその一点だしね。
    まったくどうしてこうなった」
ルナサ「まあいいやその話は。とりあえず次回に続く」




-経過-
バッジ:2

ウェルダン(マグマラシ♂) Lv20→Lv23 装備品なし
しずは(マダツボミ♀→ウツドン♀) Lv22 装備:奇跡のタネ
こいし(ゴースト♀→ゲンガー♀) Lv25 装備品なし
ポエット(トゲチック♀) Lv11 装備品なし
みとり(コイキング♀→ギャラドス♀) Lv19→Lv21 装備品なし



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東方幻想詩譜RE その5 狐の座敷牢/BIGLOBEウェブリブログ
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