狐の座敷牢

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zoom RSS 東方幻想詩譜(リファイン版) その1

<<   作成日時 : 2014/06/05 12:00   >>

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最近ポケモンも音ゲーも書くことがない→そうだ、ログ書きなおそう(゚∀゚)

というわけで5年前に攻略したHG攻略ログを焼き直すことにいたしました。
べ、別にどっかの遊牧系熱帯魚がHGでドマゾプレイ始めようとしてるから便乗したわけじゃないんだからねっ!!><((

基本的に縛り等は存在していません。
しかも、これまでちらほらとやってきた厨二病ログの裏設定みたいな話というか、そもそも狐ログのリリカがなんであんなんなったのかの裏話に当たる話が盛り込まれて多分途中でログの体裁がなくなりますというかそもそもチョウジ辺りで元の話止まってるからそっから新規描き下ろしになるんだべ(´・ω・`)

世代間のギャップは本編には基本関わらない系長女と次女に解説していただくので、当時と現在の意識の差もお楽しみください(なんだと



君はこの先を読み進めてもいいし、恐れをなして引き返してもかまわない(お約束
















「……………」


「うーん…なんじゃこんな時間に…
済まんが時計を見てくれ…どわっ!!!


誰かがオーキド博士のベッドをひっくり返したようだ…。


オーキド「な、な、何なんじゃ一体!?」
?「なんだかんだと聞かれたら応えてあげるが…じゃねえーって。
 とりあえず前置きはいいんでさっさと始めちまいましょうや」
オーキド「むむ?…おやかごめ君ではないか。
    おまえさん宇宙開発公団の会長やら何やらで忙しいのでは…っていうか一体どうやってこのベットをひっくり返したんじゃ!?」
かごめ「まーそれは企業秘密ということで^^;
   いやさあ、メタな話するとあたし関係の話終わったじゃん?
   でも考えてみたら、リリカがどうやって今のリリカになったのかって話、全然触れられないまま終わってんだよね。
   最近ログのタネもないからいっそその頃の話掘り起こしてみようかと思って」
オーキド「うーむ…確かに攻略メモは残してあるとはいえ、話自体は5年も前(現在2014年)じゃぞ。
    大丈夫なのか、時系列関係のネタとか色々と」
かごめ「まあ…世代ギャップさえ埋まればそのへんはいくらでもどうにかなるんじゃね?」
オーキド「…おまえ…本当にそれでいいのか?(しろめ」








「(…あれ…ここは)」

目を開けたそこは、まったく見慣れない部屋だった。
しかし…彼女は何故かそれが自分自身の部屋だと認識している…。

彼女は、自分が着た覚えもないパジャマを着させられていた。
部屋の中を一通り見まわすと、着慣れた服とは全く別の服が置かれている。

彼女は上半身を起こし、ゆっくりと自分の中でこれまでの経緯を整理し始める。

「(…そうだ…スキマの先の世界から戻ってきたら、お姉ちゃん達が居なくなってて…。
 あの閻魔が言うように、別の世界に通じているというスキマに…)」

悲痛な表情のその頬に、一筋の涙が伝う。

「(…私…ひとりぼっちになっちゃんたんだよね…)」

しかし、彼女は乱暴に涙を拭ってベッドから起き上がり、机の上に置かれたその服へ眼をやる。
その上に、書き置きがあったのを拾い上げる。

「(…この先は長旅になるから、特別にあつらえたこの服と着て出かけること。
 そのバッグは境界を弄くってあるので、道中手に入れたアイテムなどガンガンこの中へ詰め込むべし…?)」

彼女は用意された服に袖を通し、支度を整えると下の階へと降りていく…。

「…!」

誰かの気配がある
というより、誰かの話し声が聞こえる…。

「あはははは!やっぱり外の世界はいいねえ!
こういうのは幻想郷にはない娯楽だよー!^^」
「(…この声!)」

彼女は乱暴に階段を駆け下り、部屋の戸を開け放つ。


「いよう!
目が覚めたかい」
「あんたは…死神…!」
「そう怖い顔しなさんなって。
第一、あたいもいきなりこの世界へ行くことになっちまって、戸惑ってることにゃ変わらんのさ。
…あんたの保護者役とか、そんな面倒なのスキマとかに任しゃいいのにって思ったら、アレもこっちにいるらしいしねぇ」

目の前のその女性…本来は幻想郷を担当する三途の川の橋渡し・小野塚小町は、能天気そうな表情のまま長椅子にどっかりと陣取り、テレビから流れるバラエティ番組を見てくつろいでいる様子だった。
その出で立ちも、普段見慣れた死神衣装ではなく…ゆったりとしたシャツにジーンズというラフな格好であった。

だらしなく寝そべっていた小町は、ゆっくりと身体を起こし、テレビの電源を切るとその少女へ向き直る。

「…リリカ、っていったっけね。事情は聞いているよ。
四季様いわく、この世界でポケモントレーナーっていうものを体験して、その旅で自分自身の心の強さを鍛えなさい、だそうだよ。
あたいも伝手があって昔、ポケモンはやったことあるけどあんたは…」
「……知ってる、実際に体験したから」
「そーでしたそーでした。
まぁ、事情が違うとすれば、今回はあんたが主役ってことになる。
でもって、旅をすることになるのはシンオウじゃなく、このジョウト地方だってことだな。

姿を見せるポケモンはシンオウとはかなり異なるから、その点だけ注意するといい」

小町はそう言って、その少女…騒霊姉妹の末妹・リリカの肩を軽く叩く。

「先ずは…そうだねえ、上戻って着替えておいで。
これから出かけてもらわなきゃならんのに、そんな寝間着で外出させるわけにもいかないし。
…ああ、流石にいつもの服だとちょっとこっちじゃ浮いちゃうし、ちょっと伝手を使って新調してもらったよ。気に入るかは解らないけど、まあ今は我慢してよ。サイズは間違いないと思うんだ」
「出かける…?」
「この家の近所にあるウツギ研究所にいっといで。
こちらで予め話はしてあるし、研究所のウツギ博士からあんたに使いを頼んでくるだろう。
その時、パートナーとなるポケモンを選ぶんだが…あんたのパートナーになるポケモンは、こちらで指定してある。
行けば解ると思うよ。
貰ったら、一旦この家へ戻っておいで。解ったかい?」

リリカは険しい表情のまま、小町の言葉と、今朝頭で整理した内容を反芻し…ゆっくりと頷いた。



-東方幻想詞譜-
譜の一 「試練への旅立ち」



メルラン「やあ、皆。我の名はMerlin the happy brass player。人呼んで能天気トランペッターのメルランだ。
    今回の物語は、かつて狐野郎が筆を途中で盛大にぶん投げたハートゴールドログの焼き直しである(キリッ」
ルナサ「何処からツッコめばいいんだこの場合。
   というかこれ原本書いたの何時だっけ」
メルラン「えーと…メモファイルの日付が2009年になってるから…今(2014年)から5年前?
ルナサ「それを何故今更になってリメイクなんぞ…」
メルラン「いやまあほら、ルビーサファイアもリメイク決まったじゃないですか」
ルナサ「関係ないよ!!><
   大体にしてこれ、リアルタイムじゃなくてとうに攻略終わってんじゃないか!!
メルラン「一応当時の攻略時に使ったメモがまだ残っておりまして」
ルナサ「そういう問題じゃないっつの!!
   なんでまたこれを一から書き直すってことになってるのか、それが重要なんだって言ってるの!!」
メルラン「んまー…身内対戦してないしヒマだから?
    あと幕間が終わったのもあるんでしょうね。此の攻略ログで使おうとした話はそのバックボーンに当たるそうだから。
    というかそれだったら世界樹の話する上でも無視できないものだとは思うんだけどねえ」
ルナサ「もう何を言ったらいいのか…そもそも当時とは全くポケモン環境だって違うんだし、それを今更私達で解説して回るというのもどうかと思うんだけど
メルラン「あ、私達が解説することに関しては疑問もってないのね」
ルナサ「当たり前だ、私達の可愛いリリカの話をするんだから私達が呼ばれて当然だろう(キリッ」
メルラン「(とりあえず馬鹿姉が暴走した時の準備はしておかなきゃ…さとりでも呼んどこうかしら)」

メルラン「さて、今更だけど今回の舞台になるハートゴールド・ソウルシルバーは1998年に発売されたGBカラーの「ポケットモンスター金銀」のリメイク作品になります」
ルナサ「発売が2009年の秋だから、11年も前のソフトをリメイクしたわけだな
メルラン「ルビー・サファイアもそうだけど金銀もリメイク要望の多かったシリーズだからね。
    基本的には金銀編のシナリオに、後に発売されるクリスタルバージョンのイベントを交えたもの、ということになっておりますが…」
ルナサ「クリスタルというと、ポケモンでは初めて主人公の性別が選べた作品になるね。
   別に性別を変えたところで特に変化があったわけでもないけど」
メルラン「システムはプラチナとかと同じ第四世代になるわね。
    特性、技の物理特殊の分類、持ち物とかも原作とはまったく異なるから、システム的には全く別のゲームと言って差し支えはないわ。
    クリア前に出現するポケモンはほとんど変わらないけど…」
ルナサ「同じ第四世代でも、プラチナとかと違うのは「メニュー画面が常にタッチペン操作での切り替えができる」ことかな。
   常時、ランニングシューズをONの状態にしておいたり出来る一方で、何気に時計機能がなくなったり、ポケッチの歩数カウントとかがなくなったのは不便と見るべきなのか」
メルラン「いや歩数はほら…基本的には孵化厳選廃人しか使わないから
ルナサ「あと何気に、先頭のポケモンはボールから常に出されている状態で、話しかけるとコミュニケーションを取ることができるみたいだね。
   これはポケットモンスターピカチュウにあった機能だっけ」
メルラン「まあ、直接攻略には絡まないけど…地味にこの要素、評判良かったらしいわ。
    容量の問題なのか後のシリーズではなくなってしまったけど、3DSに環境が映って以降も再登載を望む声はちらほら聞くわ」

メルラン「簡単にだけど、当時のシステム関係はこんな感じね。
    ゲーム上では、お決まりの主人公の部屋から。下に降りると母親が居て、ウツギ博士の研究所に向かうことになるわ」
ルナサ「もっとギャグみたいな話で進むのなら、私が母親役なのは確定的に明らかなんだろうが」
メルラン「んなこたない(きっぱり」





〜ウツギ研究所〜

「えーっと…このレポートは確かこれで、今度の学会で発表する奴が…」

リリカ「…あのー…ごめんください」

「ん?
ああ、ひょっとして君がリリカちゃんだね。
君のお母さんから話は聞いているよ。さ、まずは入ってくれ…ちょっと片付いてないけど^^;」

リリカ「(…いやこれ、片付いてないとかそういうレベルじゃないような…^^;;;
    というか、あのサボり死神が私の母親? どういうことなの…?)」

〜博士片付中〜

ウツギ「あー、ごめんごめん、すっかり待たせちゃったな。
   実はね、ひとつ頼みごとがあって、それを出来る人を探していたら、君のお母さんが君をトレーナーとして旅に出したいと言うから、ポケモンを譲る代わりにこちらの用事を引き受けるっていうことで話がまとまってね」
リリカ「…はぁ」
ウツギ「うん、色々事情があって、君には内緒で話を進めてたみたいだから戸惑うこともあるかも知れない。
   けど、若いうちにトレーナとしてポケモンと触れあっておくことはきっと君にとってプラスになると思う。
   …大丈夫、そんな危険な用事じゃないから…ポケモンさえいればね」

ウツギ「それで、だ。
   頼み事というのは、隣町のヨシノシティから31番道路を北上した道中に住んでいるポケモンじいさんのところへ行って、ポケモンのタマゴを貰ってきて欲しいんだ。
   じいさんは僕の知り合いなんだけど…色々大げさな人でね。
   これは凄い発見だからぜひ調べて欲しい、ってメールが来たんだけど、僕も助手も学会の準備で忙しくてね」
リリカ「…そこへ行って、タマゴを貰ってくればいいんですか?」
ウツギ「うん、そういうこと。
   確かに道中は結構長いし、野生ポケモンが多く住む道も通らなきゃならない。
   でも、君がトレーナーとして旅に出るなら、その予行演習としてはいいと思うけど…」
リリカ「……解りました。で、ポケモンは」
ウツギ「勿論、こちらで用意してあるよ。
   一応、今この研究所にはヒノアラシ、チコリータ、ワニノコの三匹が居るんだけど…お母さんから、是非ともヒノアラシを連れていくようにしてやってくれと言ってね。
   あ、勿論僕は強制するわけじゃないから、もし気に入らなければ君の好きなのを選んでくれればいいよ」





メルラン「これもまあ恒例行事かしら。
    金銀の御三家はヒノアラシ、チコリータ、ワニノコね。
    こいつら個々の解説もいるかしら?」
ルナサ「軽く触れておいていいんじゃないか。
   今回はヒノアラシを選択。素早さと特攻が高い特殊アタッカータイプだけど…最終進化のバクフーンは、噴火の使える中では最速だからスカーフ噴火が有名なポケモンだね」
メルラン「チコリータは草全体でみても地味なポケモンよね。
    耐久寄りの性能だけど、最終進化しても単草だからフシギバナに比べるとどうしてもイマイチ感がぬぐえない気もするわ。
    個性としてはカウンターとミラーコートが使える数少ない草ポケモン、というところかしら」
ルナサ「ワニノコは物理面の強い水ポケモン。
   どちらかと言えば、遺伝技と教え技なんかで補強してやると心強いけど…第六世代まで来るとどうしてもマリルリの壁が」
メルラン「竜舞も遺伝できるけど、それだったら本職のドラゴンでやれと。
    覚える技自体は結構恵まれてる方だと思うんだけどねえ」





リリカ「…あれは…?」

研究所を誰かが覗いている…。

「ふん…まずはこの研究所のポケモンを頂いて…!」

紅い髪の少年がこちらに気付いたようだ。
少年は突然リリカを突き飛ばしてきた!

リリカ「…っ!」
少年「何をじろじろ見てるんだ!
  用がないならさっさと何処へでも行ってしまえ!」

少年はそのまま立ち去って行った…。

リリカ「…何なのよ…あいつ、いきなり…!」
?「全くだな。炎のようなイカス色の髪をしているクセに、全くなっちゃいねえ!
 災難だったな、立てるかベイビー?」
リリカ「う、うん…ありがと…ってうえええっ!?( ̄□ ̄;)

そこにはヒノアラシが仁王立ちしている!

リリカ「あ…あ…あんた…喋れるの!?」
ヒノアラシ「おう!俺様の名はウェルダン!
     ロックな魂に導かれ、灼熱のマグマから生まれた燃える精霊王だ!
     本来のマスターの命令で、あんたの旅の道連れになるためやって来たぜ!!
リリカ「本来のマスター…?」
ウェルダン「まぁ、そこは気にすんな。
     そして、この世界にいる間はあんたが俺のマスターだ!
     …マスター、あんたの名前は?」
リリカ「…リリカ…リリカ=プリズムリバー…」
ウェルダン「リリカか、なかなかいい名前じゃねえか!俺様には及ばんかも知れんがな!
     これからよろしく頼むぜ!!」


リリカ「ちょっと死神!一体何なのよコイツ!!><
ウェルダン「おいおいコイツ呼ばわりはヒデェな。
     このロックでイカス火の精霊な俺様を捕まえてよぉ」
小町「あー、早速会ってくれたみたいだねぇ。
  いやね、今回の件に一枚かんでるとある人が、是非ともそいつをパートナーとして連れてって欲しいっていうもんでねぇ…。
  ついでにさ、最初はなるべく道中の戦闘を避けて欲しいらしいんだ。
  詳しい理由あたいもよく知らんが、とりあえずこの隣町にそれと解るメッセンジャーを置いておくって聞いたな」
ウェルダン「…ああ、確かにメンドーな話だが、とりあえず最初のお使いが終わるまで、強制戦闘以外で戦うなって言われてんだったっけな」
リリカ「え?じゃあ道中の野生ポケモンは全部逃げろってこと?」
小町「んや、とりあえずポッポだけを狙うなら、1レベル上げてても構わないって言ってたかもね。
  そう言えばポッポって知ってた?」
リリカ「何それ」
小町「あんた、シンオウのポケモンは知ってるんだろ?
  戦闘能力は段違いだけど、こっちの地方に生息するムックルだと思えば話は早いさ。
  後こっちだと…ビッパの代わりはなんだろうな。オタチかコラッタだとは思うけど」
ウェルダン「まぁ、鳥ポケモンだよなぁ」
リリカ「…あっそ。じゃあ、行ってくる」
小町「待ちな、こいつを持っていきな。
  外の世界っていうか、シンオウにいたなら知ってるかも知れないけど…」
リリカ「…電話、とか言う奴だよね」
ウェルダン「俺様の元いた世界にもあった、携帯電話って奴だな」
小町「一応この家と、あの博士の電話番号登録してあるし、何かあったら連絡するようにな」
リリカ「……解った。じゃあ、行ってくる」





ルナサ「何気に最近影の薄いウェルダンとリリカの出会いはこんなに古かったのか…」
メルラン「何気に地底とも関連つけられてるしねこいつ。
    因みにここで解禁される、ポケッチに変わる要素がポケギア。
    元の金銀でもあった電話機能ね」
ルナサ「金銀だと登録できる限界数あったみたいだけど…」
メルラン「今回は可能なNPC全員よ
    今回再戦が可能なのも、これに登録できるNPCだけ。
    勿論それだけじゃなくて、再戦するとアイテムをくれたり、再戦以外にも木の実とかアイテムを分けてくれたりするNPCもいるから、うまく活用していきたいところね。
    トレーナーによって対戦できる曜日も決まってるし、そこだけは注意が必要だけど」
ルナサ「なんかすごい金蔓みたいに使われる人がいるとか、用事もないのにくだらないことを言うために電話かけてくるストーカーみたいなのもいるとか聞いたけど…
メルラン「前者はカーネルさんね。
    あの人ジェントルマンだから、毎週火曜日は彼に電話をかけて数十万単位で巻き上げる輩が後を絶たなかったとか…お守り小判とかを絡めて3万くらいくれるからねえ、しかも持ってるのヨルノズクだけだし。
    ポケモンで資金稼ぎはなかなか手段限られてるから、仕方ないって言えば仕方ない話ではあるけど」
ルナサ「第六世代みたいに努力値稼ぎに時間がかかる環境だと、ドーピングアイテムも結構モノ入りだからね」
メルラン「あと直接ゲームには関係ないけど、新要素としてポケウォーカーがあるわね。
    これはまああとの方で説明するからこっちでは省くわ。
    とりあえず、ポケモンを受け取ったら29番道路を抜けて最初の街・ヨシノシティへ行くことになるわ」




?「…ったく…私も原稿まとめたり、滞っていた分の記事まとめるのに忙しいってのに…!」

リリカ「あれ、あいつは」
ウェルダン「知り合いかい?」
文「あやっ、ようやくここまで来ましたか。
 …随分と遅かったようですが」
リリカ「……何やってんのよ、記者天狗。
   あの黒髪女にくっついてたんじゃないの?」
文「うーん…そうしたいのも山々だったんですが、流石に何時までも山を空けているわけにいきませんでね。
 そこが、天狗社会に生きる者の辛いところですよ^^;」


文「…さて、私の記憶が確かなら、シンオウのチャンピオンロード直前で出会っている以上、特にトレーナーとして補足説明することもござんせんかね。
 私がここにいるのはぶっちゃけ、此度の旅路をプロデュースした方の言伝を伝えるためでしてね」
リリカ「言伝?」
文「ええ。
 今はまだ利用できませんが、研究所にタマゴを持ち帰ったら、この街のポケモンセンターにあるユニオンルームの受け付けを訪ねてください。
 その頃を見計らって、使いの者を寄越すと言ってましたし」
リリカ「…どういうことよ?
   っていうか、それって一体誰の指示なの? あの閻魔の差し金?」
文「今はまだ、秘密ということで。
 その時になれば自ずと明らかになるでしょう。
 …あ、それとリリカ殿、靴を見せていただけますかな?」
リリカ「?」
文「何、この靴に風の魔力を封じ込め、貴女の任意で高速で走れるよう術をかけるのですよ。
 自転車が手に入れば便利ですが、それもずっと先の話ですので…ただ、高速移動しながら草むらに飛び込むと、普段よりポケモンに出会いやすくなるそうです。
 状況に応じてオンオフを操作してくださいな」
ウェルダン「ってか、通信ってまだできねえのか?
     俺様が聞いた話じゃ、ポケモンセンターってところで他の地方とかと通信できるとか聞いたんだが」
文「うーん…メタ話はとりあえず置いときますが、ちょっと今回線工事中だそうです。
 使いに行って戻ってくる頃には丁度良く終わってるんじゃないでしょうか^^;
 あ、それとこの道路の先、なんぞ周辺の子供たちが借りきってバトルイベントしてるらしくて、先進めなくなってんですよ。
 これも多分使いにでも行ってる間には終わるでしょうし…」
リリカ「要するに無視して先に進めないんだから素直にイベント進めてこいってことじゃない。
   …ここまでメタ話満載だと呆れるしかないわ('A`)」
文「まあ、そういうことです。
 件のポケモン爺さんの家は、31番道路を北上して、次の街であるキキョウシティとのちょうど中間点あたりです。
 徒歩で行けば、まあ1時間も歩けばいいでしょう…飛べればあっという間の距離なんですがね」
ウェルダン「飛べればって…鳥じゃあるめえしんなことできるわけ」
リリカ「………あれっ。
   そう言えば…シンオウの時もそうだったけど、やっぱりここだと飛ぶことはできないんだ
ウェルダン「【えっ】」
文「それが解ってるからここまで歩いてきたんでしょうに。
 …ああ、そちらのあなたは多分良く解っておられないと思いますけど、私も彼女も含めた幻想郷の連中、空飛べますよ。
 この世界では色々制約あるのか、そういうことはできないみたいですが」
ウェルダン「そ、そーなのかー…。
     俺らの居た世界も大概だったが、幻想郷って言うのもなかなか大概な世界だな」


〜少女移動中〜


リリカ「やっと着いたみたい…いい加減疲れたよ〜><」
ウェルダン「おいおいしっかりしてくれよリリカ。
     この世界、言っとくけど基本徒歩なんだぜ!?」
リリカ「喧しいわねあんたポケモンだからボールに…って、あれ!?
   そう言えば何で、あんた普通に私の後ろくっついて歩いてきてるの?」
ウェルダン「昔、ポケモンにピカチュウバージョンってあったのを知ってるかい?
     どうやらその要素らしくて、先頭のポケモンはボールから出して後ろにくっつけて歩くことになるらしいぜー」
リリカ「ふーん…というより、むしろふれあい広場みたいなものね。
   まあいいや、ごめんくださーい」

?「ふーむ、確かに見れば見るほどふしぎなタマゴじゃのう…。
 ……のタマゴなのは解るのじゃが、どうやらそれだけじゃない何かを感じるわい」
??「流石はポケモン学の権威と呼ばれただけありますなぁ!
  このタマゴの凄さが解るのは基本的に長寿タイプすごいですなーあこがれちゃいますなー」
?「それほどでもない…というか、来客のようじゃな」

じいさん「むむ?
    …おお、済まん済まん。来るのは女の子だと言ってたから君がウツギ君の使いの子じゃな?」
リリカ「はい…えっと」
じいさん「まぁ、それはさして重要なことじゃなかったのう。
    とりあえずせかすようで申しわけないが本題に入ろう…彼に渡してほしいのはこれなんじゃ」

【システムウインドウ】 ポケモンじいさんからタマゴを受け取りました

リリカ「これは…ポケモンのタマゴですよね?」
じいさん「うむ!じゃがの、どうやらただのタマゴではないようなのじゃ!
    エンジュの知り合いから譲り受けたものじゃが、その種類は解っているものの、それだけではない何かを感じる特別なタマゴらしいんじゃよ!
リリカ「(…え〜…どう見てもこれってトg)」
じいさん「わしもこれの正体を確かめようとしたが、結局何ひとつわからんかった!
    そこで、ポケモンの発生を研究しているウツギ君に正体を確かめてもらおうと思ってな!
    というわけで、こいつをしっかり彼の元に届けておくれよ!」
リリカ「は…はぁ、それでは」


オーキド「…おっと、ちょっと待ってくれんかお嬢ちゃん。
    わしはオーキドという者じゃが、君の名前を聞いても良いかの?」
リリカ「え…リリカ、ですけど…」
オーキド「(…!…そうか、この子が彼女の言っていた…!
    うむ、実はウツギ君のところから使いの子が来ると聞いたとき、一体どんな子が来るのかと少し楽しみにしていたが…。
    見たところ、そのヒノアラシは会って間もないポケモンと見受けるが…?」
リリカ「え、ええ…研究所を出る時、初めて会いましたけど…」
オーキド「…それ以前にもポケモンを使っていたことは?」
じいさん「おいおい、ウツギ君のメールを見たじゃろう博士。
    彼の言うことが確かなら、この子はポケモンを持つこと自体初めてのはずじゃろう。
    …だとすれば、そのヒノアラシと既に良い関係を築いておるように見える…それは、かなりすごいことじゃないのか!?
    お前さんの作った図鑑を完成させる可能性があるトレーナーじゃと思うがのう」

オーキド「(いや…わしの見たところ、この子はとても重い何かを背負っている。
     だが、ナナカマドさんのところの彼女のように、ポケモンと共に何かを切り開いていくためにやってきたのだとすれば…。
     …その切欠を…わしは与えてやれるのかのう…?)」

オーキド「…リリカ。君は、ポケモンをどんな存在だと思う?」
リリカ「…えっと…」
オーキド「……そうじゃな、まだこの質問は早過ぎるのかも知れん。
    じゃが君のように、心に何か重いモノを背負った者が、ポケモンと共に何を見出して行くのか…わしも見てみたくなった。
    …どうじゃ、この図鑑を持って旅に出てみんか?」

オーキド博士は白衣のポケットから何かの機械を取りだした。

オーキド「これは、ポケモン図鑑。
    わしや、わしと同じ思いを共有してポケモンを研究する者たちが、その可能性を認めたトレーナーに託すもの。
    君が出会い、旅路を共にするだろうポケモンたちのデータを自動的に登録するハイテク図鑑なのじゃ。
    よければこれを、君にも受け取って欲しい」
リリカ「えっ…?」
オーキド「ポケモンにもいろんなヤツが居る。
    身近にいるものから、普段は人の目に触れず、何時しか伝説と呼ばれるようなものまで色々じゃ。
    君がこの世界を旅する運命を課せられているのなら、この図鑑は何かの役に立つかも知れん

リリカはポケモン図鑑を受け取った!

オーキド「ついでに、君のポケギアにわしのポケギアの番号も登録しておこう。
    何かあったら連絡を寄越してくれてもよいぞ。
    …おっと、ちょっとのつもりが随分長居をしてしまったのう。
    済まんなじいさん、ラジオの収録もあるし、これで失礼するかの」
じいさん「いやいや!わしも新たな図鑑所有者誕生の瞬間に立ち会えたんじゃ、むしろ礼を言いたいくらいじゃわい!
    お前さん良かったのう、如何な事情があれど、彼から直々に図鑑を託されるということは凄いことじゃぞ!」





〜30番道路〜

リリカ「(…そう言えば、あいつ…天狗と一緒にいたあのひとも、こんなのを持っていたっけ。
    あのひとは…シンオウのリーグを制覇したって聞いた。
    …私は…この地方で旅をして…どうしようって言うんだろう…)」

ウェルダン「おいおい、折角この世界の主人公としてのお墨付きをもらったってのに、何暗い顔してんだ!?
     もっとテンション上げていこうぜ!!なあ!?」
リリカ「…そんな気分じゃない」
ウェルダン「つれねえなぁ…まあいいさ、さっさとそのみょんなタマゴをあの博士に届けてやろうぜ!
     それからどうするかは、帰ってから考えればいいだろう?」
リリカ「……うん」

♪みんな〜チルノがゆっくりし過ぎたよ〜!
 あんな馬鹿みたいにならないように〜、適度にゆっくりしていってね〜!!!(棒読み)♪


リリカ「( ̄□ ̄;)うわあびっくりした!!!
   っていうか何なのよこれ!?」
ウェルダン「超ウケ狙い系の着うたと寒心するが何処もおかしくはねえぜ。
     というかゆっHり教室とか…あの赤髪ねーさんニコ厨なのかよ^^;」
リリカ「ったくあのボンクラ死神…あのウツギとかいう人からみたいね。
   えっと、通話はこれか。もしもし?」

ウツギ『も、もしもしリリカちゃんかい!?
    え、ええーっと僕も一体何が何やら…!
    とと、とにかく急いで戻って来てくれ!!』

ブツン!
ツー…ツー…

リリカ「…一体何なの?」
ウェルダン「この慌てようは相当だな。
     なんか嫌な予感がするぜ…さっさと戻った方が良さそうだな」






メルラン「というわけで、第一部はここまでになります」
ルナサ「あの子はこうして、あの厳しい旅路を始めたんだな。
   …あんなことにもならなければ、せめて私達が共に旅をしてやることもできたろうに…
メルラン「そうかもね。
    でも、この旅がなかったら…今のリリカもきっといなかった。
    ちょっと辛い話も出てくるけど…今だからこそ触れられる話だってあると思うわ
ルナサ「それもそうだね。
   じゃあ、最後に手持ちの推移をちょっとだけ触れて終わりに…って、ヒノアラシしかいないんだっけ」
メルラン「まあその辺はおいおい。
    それじゃあ次の物語で」


-経過-
ウェルダン(ヒノアラシ♂) Lv5→Lv6 装備品なし



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おお……この時のログが全編リメイクとは!
ポケモン対戦そのものもこのHGSSからと考えると、思った以上に重要な位置づけになりそうな予感がしないでもない所。

>連れ歩き
実際問題これはいいシステムだったので、ルビサファリメイクにどうにか取り入れてもらえないかなぁ…とうっすら思っている派です。
ATI
2014/06/05 21:49
しかし基本はそのままでございますのよという標榜詐欺(おいこら

連れ歩き本当になんで消えなのか謎ですわね。
この辺りはラプラスの特殊演出くらいにしか残ってないのがなんとも。
海月@管理人
2014/06/06 01:43

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東方幻想詩譜(リファイン版) その1 狐の座敷牢/BIGLOBEウェブリブログ
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