狐の座敷牢

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zoom RSS 東方携帯獣 第一話

<<   作成日時 : 2009/07/08 19:15   >>

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東方キャラによるポケモンサファイアのリプレイめいたものです。


例によってそういった類のネタが大嫌いな人は高速でブラウザバックしてください。
ついでにフルーツ(笑)分とケロちゃん分が非常に高いのでご注意ください。

一応初心者向けめいた感じなので、文章がいちいち説明的なのもご容赦ください。


************************



妖怪の山に忽然と現れた守矢神社。
紆余曲折はありながらも、この神社のお騒がせな三柱の神様は、徐々に幻想郷に馴染みつつあったそんなある日のこと。


梅雨も明けた初夏の日差しを避けるように、縁側で特徴的な目玉つきの帽子をかぶった少女が、今や懐かしいその携帯ゲームを夢中になってプレイしている…。

「あーやっとルビー終わったよー。
つーかダイゴさんのアーマルド強すぎーこれは修正されるべきそうするべきー
「なんだい諏訪子。聞けば外の世界のポケモンはすでに新しい世代に移ってるのに、今さらまた微妙なモノを」
「ちっちっ、馬鹿にしちゃいけないよ。これがまた面白いんだ。暇潰しには最適だよ」
「暇潰し…ねぇ」

長身の女性がため息を吐く。

火炎地獄跡地の核融合炉化による「妖怪の山技術革命計画」も第一段階をクリアし、守矢の神社を中心とする妖怪の山周辺も平和そのものだった。
空に浮かぶ謎の船のことは気にはなったものの、基本的にそうした異変の調査・解決は博霊の巫女の役目である、という不文律も理解し始めていた守矢神社の面々にとって、下手に手を出さず傍観が吉という考えに至って以降、特別にアクションを起こす理由もなかった。

一度、現人神を兼ねる風祝の巫女を調査に差し向けたこともあったが…最近妙な方向で「幻想郷に馴染んだ」彼女をこれ以上異変に関わらせるのはなんとなく危険である、と判断した八坂神奈子・洩矢諏訪子の二柱は、この件一切から手を引くことを判断。

そのため、彼女ら守矢の三柱は他の力ある妖怪たち共々、とにかく暇を持て余していた。


「よーし次はサファイアの攻略だー」
「まだやる気かい…しかし、こうも暇だと確かに、ゲームでもやってないととてもじゃないとやってられんか。
幸いにも山の連中も、早苗の努力の甲斐あって里の連中からも信仰を集めるようになって、一先ずはあたしらの身も安泰だ。
これだったらあの馬鹿鴉がのこのこ出てきてくれた方が少しは張り合いもあったろうが」
「けどさー、それだったら早苗をあの空飛んでる何かの調査に向かわせれば良かったんじゃない?」
「…いや…なんかそれは嫌な予感するから駄目だろ。
あの子は一生懸命なのは解るけど、どーもそのベクトルが最近おかしいからな。
あの麓の巫女とコソ泥魔法使いの影響なんだろうが…それが良いことかどうか」
「相変わらずだねー。
けどこうも暇だとちょっとなー…なんか面白い事件とか起こしてみる?」
「あのねぇ…他の妖怪共ならいざ知らず、あたしらが明確な元凶になってどうすんのよ。
ただでさえ二度も悶着を起こしてるってのに。結果的にだけど
「…別に幻想郷そのものの存亡にかかわるような異変を起こそうってんじゃないのさ。
例えばさ、暇こいてる連中をこのゲームの世界に引きずり込んで、早苗を主人公にして攻略させるとかどーよ?」
「……ポケモンで?」
「あの子思い込み激しいから、きっと面白いと思うけど?」
「うーん」


翌日。
二柱は幻想郷の外郭…博霊神社の対角線上に位置するある場所に来ていた。


「…というわけでさ、あまりにも暇だからあんたの“境界を操る能力”で、このゲームの登場人物として遊んでみないか?って話になったんだが」
「ふむ…面白そうですわね」


二柱にもいい加減、この幻想郷の住人の性質というものを理解しつつあった。
異変でもない限り、彼らは普段から常に暇を持て余しており、何か面白そうなことがあればそれを酒の肴に第三者として楽しむ節がある。
今回の異変に直接かかわりのない、この“郷の賢者”八雲紫とて同様だ。

しかも今回の異変については現状、特に幻想郷の存亡に関わるほどでないと判断したのか、彼女も興醒めしたらしく不貞寝していたようである。
なので、二柱の申し出にすぐに興味を抱いて喰いついてきた。


「まぁ麓の巫女だとかは、あの空飛ぶデカブツに掛かり切りにしておかなきゃならんから放っておけばいいが」
「確かに…今回の異変は霊夢に任せきりで問題ないでしょう。
どのみち彼女が動けば、あの手癖の悪い魔法使いも勝手についていく。
最悪、あの二人が組めば大事にはならない」
「あんたがそう見立てたなら、あたしらはあたしらで勝手に遊んでて問題なかろうよ?」
「仰る通りですわ。否む理由はありません」
「商談成立だね」


こうして守矢の二柱と郷の賢者による、傍迷惑な暇つぶしがその幕を開けることと相成ったのである…。



-ミシロタウン-


神奈子「…ってなわけで、まぁ異変解決の予行演習として、お前はこれからポケモントレーナーとしてこのホウエンを旅してもらう」
早苗「本当ですか!
  私、一度でいいからゲームの主人公になって、その世界を旅してみたかったんですよー♪」
神奈子「そうかそうか、喜んでくれて何よりだ。
   しかし、道中にいる人物や、ジムリーダーなんかは幻想郷の奴らに入れ替わっている。
   連中もこの世界のルールに則ってポケモンバトルを仕掛けてきたりするから、くれぐれも弾幕勝負を仕掛けんようにな
早苗「かしこまりました!
  …あ、でも私、名前は聞いたことあるけどポケットモンスターってどういうゲームなのかよく解らないです…。
  というか、トレーナーってどういうことなのかもよく…」
神奈子「それは…先ず諏訪子を探してみて。あいつのほうが詳しいし、道中ナビを買って出るという話だし。
   とりあえず、あたしはこの先、トウカシティという場所に行っているから、まずそこを目指しなさい」
早苗「はい、それじゃあ行ってきますね!」


というわけで早苗さんを主人公にして、ポケモンサファイアのゲーム解説付きリプレイめいたものです。
何時ぞやのエメラルドとどう違うか、その違いの解説などを交えて、ネタ八割くらいの配分で進めていこうかと思います(何

先ずは部屋の時計を合わせ、ライバルと対面するのはエメラルドと同じ。


早苗「うーん…RPGなのは何となく雰囲気で解りますが、その割に装備欄とかないのが気になります…」
??「おーい!そこの君ー!!」
早苗「はいはいなんでしょう…って、なんか大変なことにー!( ̄□ ̄;)」


一通り町の中を探ってみると、町の外でポチエナに追っかけまわされてる人がいます。
エメラルドではジグザグマでしたが、相手がポチエナの方が何となく雰囲気がある気が。

余談ですが「ポケットモンスターSPECIAL」でこれに相当するシーンでは、登場するのがポチエナの進化形態であるグラエナになってます。


早苗「た、大変です!早く助けないと…でも、どうしたら」
??「そ、そこのバッグに私のモンスターボールが入っているー!
  その中のポケモンを戦わせて、そいつを追っ払ってぎゃあああ!」
早苗「(あたふた)え、えーとこれか…けど、いったいこれをどうすればいいんでしょう…」

「おーい、早苗ー」

早苗「ひゅい!?す、諏訪子様何処に!?」

「こっちこっち。つーかあんたは何処の河童だ


声のするボールを手にする早苗


「このボールのボタンを押して投げるんだ!」

早苗「は、はい!えーいっ!」


「よーし、行くわよー!」


早苗「諏訪子様!?何でまたそんなお姿に!?
諏訪子(ミズゴロウ)「うーん…水ポケモンの方が相性いいかと思ったけどそう言えばルビサファはこいつなんだっけ。
          まあいいや、とにかくまずは技を見てそれを指定」
早苗「えーと…“たいあたり”と“なきごえ”があります」
諏訪子「うん。体当たりはまぁ語感から解るだろうけど、相手に体当たりしてダメージを与える技。
   鳴き声は、相手の物理攻撃力を下げることができる。まぁ相手から受ける技のダメージを減らす技さ。
   とりあえず最初の戦闘だし、特に深く考えずに体当たりで攻撃すればおっけーだよ」
早苗「わかりました…じゃあそれでお願いします」
諏訪子「…珍しくノリが悪いなぁ。アニメは見たことあるでしょ?
   一応ミズゴロウに憑依はしてるけど、一応今の私はポケモンだから気兼ねなく思いっきし行っちゃって」

早苗「解りました!ここでも常識にとらわれてはいけないのですね!!(゚∀゚)
  ミズゴロウ、体当たり!!」

諏訪子(なーんか違う気がするけど…まぁいいか)


初期ポケモンは三つ。
草属性を持つキモリは素早さ、特攻が高くなる特殊攻撃タイプ。技マシンによるカスタマイズで多くのポケモンに対応できる汎用性がウリです。
炎属性を持つアチャモは素早さと攻撃が高くなる肉弾戦タイプですが、進化すると格闘属性も得て特に四天王戦で真価を発揮するポケモンです。
そして残るミズゴロウ、攻撃と防御に優れ、進化すると地面属性を得るので弱点はかなり少なくなります。

この辺は好みでいいでしょうが、自分の場合はすでにエメラルドでキモリ、ルビーでアチャモを体験済みなので今回はミズゴロウ。


初期ポケモンはすべてレベルは5、対するポチエナのレベルは2なので、特に苦戦もしないでしょう。


??「いやー助かったよ。
  ところで君は…新たに引っ越してきた子だね。
  私はオダマキ、この街に住むポケモン研究者だ」
早苗「守矢神社の風祝を務める東風谷早苗と申します…でも、ポケモン研究の第一人者はオーキド博士という人だと聞いたことがあるんですが」
オダマキ「…まぁ否定はせんよ、否定は…」

オダマキ「…うーむ…実は今日、私の親友の家族が引っ越してくるはずだったんだ。
    だが、先日フィールドワークから帰ってきたら、何故かジムリーダーは知らない者に入れ替わってたり、明らかに人間じゃないっぽい連中が大手を振って歩いてたりでワケがわからなくてな…。
    挙句、君が現れた。いったいどういうことか、君は知らないかい?」
早苗「えーっと…」
諏訪子「…そいつは私から説明しましょうかね」


……少女説明中……


オダマキ「…幻想郷…それに、この世界と別の世界の境界をいじくる…か。
    にわかには信じがたい話だが…」
諏訪子「どうやら紫の奴、同じ世界観を持つ別の世界と適当につなげちゃったみたいだね。
   あるいは何かしらの要因で、本当の異変になってしまった可能性もある。
   こちらの世界に繋がってから調べて見て解ったんだけど…どうも、当初の予定では自在に元の世界の戻れる予定だったのができなくなってるっぽいし」
早苗「ええ!?ちょっとそれって結構大事なんじゃないですか!?」
諏訪子「うん、かなり予想外だった。
   紫は感づいてると思うけど…はっきりするまで神奈子には伏せてたんだ。
   あいつはあいつで、結果的に自分の言動がここ最近の異変の引き金になったこと…気にしてたみたいだから」
オダマキ「…まぁ、この世界にも“神”と呼ばれるほどの力を持ったポケモンもいる。
    ひょっとしたら、その力同士が干渉しあって何か起こる可能性も無きにしも非ず、だな」
諏訪子「あんた随分ものわかりいいね。
   研究者というからには、もっとカタいイメージがあったけど」
オダマキ「私は、どちらかというとデスクワークよりフィールドワークのほうが性に合ってるのでな。
    己の見聞したものに疑いを持ちたくないだけさ」
諏訪子「納得した。
    …ってえことなんだ。まぁしんどいかも知れないけど、とにかくこの世界の異変を解決するためには、この世界の“神”とやらに会わなければならんね」

早苗「演習のつもりが…本当の異変解決になってしまったわけですね…」
諏訪子「うん…ごめんね、またこんなことになっちゃって」
早苗「いいえ、諏訪子様たちのせいじゃありませんよ。
   それに、このくらいの異変を解決できないようでは、幻想郷の巫女は務まらない…ですよね?」

オダマキ「ならば…まず一つ頼みがある。
    この先にあるコトキタウンの先、103番道路に最近雇った私の助手がいるんだ。
    しかしどうもサボってるみたいだから、懲らしめて連れて帰ってきて欲しいんだ
    もちろんタダでとは言わない…そのミズゴロウも君に譲ろう」
早苗「お安いご用です。103番道路ですね」


諏訪子「おっと早苗、まずは何処のパソコンでもいいから、それを起動して」
早苗「え?これですか?
  なんかアクセス先に私のパソコンがあるようですが」
諏訪子「うん。そこを開いてごらん」

早苗「“キズぐすり”というものがあるようですが」
諏訪子「それにカーソルを合わせて“引き出す”」
早苗「…! バッグにアイテムが!」
諏訪子「まぁそこは演出ということで^^;
   キズぐすりは手持ちポケモンのHPを20回復させるアイテムだよ。
   この世界の店でも売ってるけど、序盤は自分のパソコンの中味の一つ、そして人から一個タダでもらえるよ」
早苗「そうなんですか…」

諏訪子「この世界は基本的に、ポケモンという生き物を捕まえて戦わせるんだ。
   プレイヤーが演じるのはポケモンの調教師…ポケモントレーナー。
   ポケモンおよびそのポケモンが使える技が、私たちにとってのスペルカードだと思えば早いかな
   ポケモンにはレベルやHPがあって、その技には使用回数がある。
   強力な技は使用回数も少なかったり、命中しにくかったり、反動があったりとかのデメリットもあるから気をつけてね」
早苗「解りました!」


その後コトキタウンのフレンドリーショップ前の店員に話しかけて「キズぐすり」をもう一個手に入れます。


??「退屈なのかー」

早苗「あれ、あの子は確か…」
諏訪子「麓の神社のあたりに住んでる暗闇妖怪じゃないか。
   紫の奴、ヒマこいてそうな妖怪片っ端から巻き込んだって言ってたしな…最初があいつなんて実にお約束
早苗「では、オダマキさんが言ってた助手とは彼女でしょうか?」
諏訪子「だろうね。じゃあ、適当に叩きのめして連れ帰ろう」

ルーミア「あー、山の巫女なのかー?」
早苗「何をしてるんですか貴女は」
ルーミア「うーん…なんかこの辺の生き物を調べて来いとか言われたけど…途中で面倒くさくなったの。
    スキマからはここの人間もこの子も食べちゃダメとか言われてるし、神社にも帰れないからつまんない」
諏訪子「いやお前パートナーのポケモンまで食おうとすんなよ^‐^;
   というかここのルールは、あんたが持ってるそのポケモンで、同じようにポケモンをもってる人間や野生のポケモンと戦うのがルールなんだから」
ルーミア「そーなのかー。じゃああなた達は食べてもいい相手?
早苗「御冗談を。人様に迷惑をかけるのであればここで退治します!」


本来ここにいるのはオダマキ博士の子供(主人公が女の子なら男の子)です。
彼が繰り出してくるのは、最初に選んだポケモンと相性のいいポケモンです。ミズゴロウを選んだ場合、キモリが出てきます。
レベルは5なので、属性技は使ってはこないですが、同じレベルだと少々苦戦させられるかも。


早苗「…そう言えば道中でレベルアップして、新しい技を覚えてましたっけ」
諏訪子「“どろかけ”は地面属性の技だね。
   相手のタイプは草だから、草タイプには効果低いよ」
早苗「じゃあ、体当たりで力押しをした方がいいんでしょうか?」
諏訪子「そうでもない。
   泥かけはダメージを与えた相手の命中率を確実に1段階低下させる追加効果があるんだ。
   相手の攻撃が当たりにくくなればそれだけ有利になる。特に、序盤戦はね」
早苗「解りました…ミズゴロウ、泥かけ攻撃!」


こうかは いまひとつの ようだ
あいての キモリの めいちゅうりつが さがった!


ルーミア「( ̄□ ̄;)見えないのかー!?
    っていうか、そう言うのむしろ私の領分だよー!」
早苗「こういうのはやったもん勝ちです!さあ、覚悟なさい!」
諏訪子(うわー…ほとんど唐傘お化けいじめてた時と同じノリだよー…^^;)


泥かけのダメージは微々たるものですが、これを二発も食らわせるとかなり攻撃を受けにくくなります。
そうしたら、あとは体当たりでごり押すのみ。


ルーミア「負けたのかー><;」
早苗「さあ、研究所に戻りますよ」


オダマキ研究所


オダマキ「いやー済まないな。
    …どうだろう早苗くん、この世界の異変を解決するなら、きっと道中でも多くのポケモンと出会うはず。
    ついでと言っては何だが、この子の代わりに各地のポケモン調査をしてはくれないだろうか?」
早苗「ポケモンの調査…ですか」
オダマキ「なに、難しい話じゃない。
    このポケモン図鑑は、初めて遭遇したポケモンを自動的に項目化し、捕獲したポケモンのデータが自動的に登録される。
    君が各地でポケモンを捕獲したり、育てて進化させてくれれば、それだけ図鑑は充実してくるんだ」
早苗「解りました。どのみちこの世界を回らなければならないことですし、構いませんよ」
オダマキ「そうか、助かるよ。
    ではこの図鑑と、このモンスターボールも君にあげよう。
    ポケモンは同時に連れていけるのは6体までだが、7体目からは自動的に預かりシステムに転送されるから心配しなくていい。
    ボールが足りなくなったら、悪いが自分で補充してくれ」
早苗「便利なものですねぇ…それでは、行ってきますね」


ルーミア「…私はどうするのー?」
オダマキ「……とりあえずそのキモリは譲ってやるから、トレーナーとして方々を回るなり好きにしなさい。
    どのみち元の…幻想郷に戻れるようになるまでここにいても暇だろう?」
ルーミア「うん、そーする」


(第二話に続く…?)


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