狐の座敷牢

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zoom RSS 翠玉的珍道中記25

<<   作成日時 : 2009/01/11 22:30   >>

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最早リプレイではない(ry)の25回目です。

このあたり主要バトルイベントもないので実際リプレイにすると数行で終わってしまうのですが(←w
流石にそれでは味気ないので脚色してます。そんな感じなのです。


ついでに言えばこのあたりの展開は原作とはかなり違うというところもご了承ください。


************************


あらすじ

崩壊が進むルネシティの郊外にある目覚めのほこらへとたどり着いたサユリは、その若き守護者ミクリと出会う
ミクリはサユリを、死闘を続けるグラードン、カイオーガを鎮める力をもったレックウザを呼び覚ますにふさわしい者と認め、彼女を空の柱へと導く
空の柱の頂、暴風渦巻くその場所で彼女らを待っていた者は…


ルネシティ



ホムラ「く…止まれ、このデカブツ!!」
イズミ「こ…これだけ長い間戦っているのに…なんて持久力なの…!」


マツブサ「ここで…ここで終わらせるわけにはいかねぇ!
    相棒!お前の“地震”であのエネルギーを相殺するんだ!
    ホムラのとこも出て来い!!」
バクーダ×2「応よ!!」


ダイゴ「僕も傍観者でいるばかりなのも癪だな…!
   メタグロス、フル出力でサイコキネシス!
   ユレイドル、ボスゴドラ!メタグロスの反動を君らで支えるんだ!!」
ユレイドル&ボスゴドラ&メタグロス「了解!!」


−小癪な虫どもめ…我らの闘争(たたか)いに水を差すか!!−


ダイゴ「!」


−愚か者め!我らが刃を交えしのちは、何人たりとも立ち入ることは許さぬ!!−


降り注ぐ巨大な雷が周囲を薙ぎ払う
雷のエネルギーをやり過ごせるはずのバクーダですら吹き飛ばされる強烈な一撃が彼らを襲う


マツブサ「…な…なんてパワーだ…!
    乾燥した空気中の静電気をかき集めた雷が…カイオーガの雨雲で増幅されたのか…!」

バクーダ「ぐう……こんな雷の一撃は初めてだぜ…!」
メタグロス「まさしく大自然の暴威を体現せし古代の神…だが、止めねばならぬ!」

バクーダ「頭領…俺らはまだやれる!次の指示を!」


ダイゴ(だが…長くは持たないだろう…あとは…サユリ君次第…。
    彼女がレックウザに認められなければ…ホウエンは…世界は終わる…!)



強風のベールの中
その中心にいたそれが、巨大な鎌首をもたげる

鎌首の先、鈍く光る黄色い眼光がサユリを見据えた


−何用だ人の子らよ
 何故、我が眠りを妨げる?−


サユリ「…あなたが…空神レックウザなの…?」


−…久しく聞かなかった呼び名ぞ…
 思えばどれほどの年月、我は眠っていたのだろうな−


強風のベールが徐々に裂け、その中からゆっくりと見え始める長大なシルエット

それは、全身翠の外皮に覆われた巨大な龍
吹きすさぶ風の勢いに数倍するプレッシャーがサユリ達を襲う


ジュカイン(な…何と言う威圧感だ…!
      普通に息をしているつもりなのに…この息苦しさは何だッ…!)

サーナイト(…恐ろしい…!
      グラードンやカイオーガを目の当たりにした時とは比べ物にならん…!
      あの連中も私の手に負えるものではなかったが…こいつは桁が違い過ぎる!)


−どうやら、我が眠っている間に、またあの馬鹿共が騒ぎを起こしておるようだな…
 何処の愚か者が手を出したか知らぬが…つまらぬことをしてくれたな−


サユリ「…お願い!
   グラードンとカイオーガがこのまま戦い続けたら、ホウエンは…この世界がめちゃくちゃになっちゃうの!
   だから…だから今回だけでいい!あの二体を止めるのに力を貸して!!」


−今回だけ…だと?−


サユリ「私たち人間にできることは、限られているわ…。
   彼らの力を利用しようとした二人は、あるいはその直前で過ちに気付き、あるいは力に魅入られ取り込まれてしまっている…!
   戦いの場で、二体を必死に鎮めようと頑張ってる人たちもいる…でも、もう限界なの!」

サユリ「長い年月、戦いの衝動を眠りによって抑えてきた彼らは、もう人の手では止められないの!
   だから、今だけでいい!
   今だけ、彼らの戦いをやめさせて欲しい!」


サユリ「必ず私が…私が力をつけて、トレーナーとしてあの二体を従えて見せるから!!」


−…あの連中と…お前は心を通わせるというのか…!
 愚か者め!!そのような驕りがあって、このような事態を引き寄せたと思わんのかああああああああああああ!!−


サーナイト「拙い…!あれは“逆鱗”だ!!
     あの巨体で放たれたら、我々など一瞬で粉みじんだぞ!!」
ドククラゲ「ヒッヒッ…これはかなりヤバいんじゃないのかい…!?」
キュウコン「そ、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないですよ〜!!」
キノガッサ「ご主人…早く逃げ…!」


クロバット「そうは思わないのっ!!」


−…む…!!?−


サユリ「…ちょ…ちょっとあんた…危ないからさがって…!」


クロバット「ご主人様は…ちょっと突飛なところもあるけど…!
     他人だけじゃない…私達ポケモンの心の痛みを受け止め…泣いてくれる優しい人なの!」


サユリ「そんな…なら、あなたの従えているクロバットは…!?
   そのポケモンは…本当に心が通じ合ったトレーナーの元でしか、進化できないポケモンのはず!」
アオギリ「…ああ…こいつか?
    これは…私の長年の研究により完成した薬によって、無理やり進化させたに過ぎないのだよ…!
    私が思う通りの道具として、最大限に力を発揮させるためにな!!」

サユリ「許せないッ…!!」

サユリ「少しでも…あなたの境遇を理解しようと思った自分を叩き斬ってやりたいくらいだわ…!!
   よく解った!あんたは、ここにいてはいけない人間よ!!
   私のすべてをかけて、あんたのすべてを否定してやるッ!!」



クロバット「ご主人様は…それでもまだトレーナーとして足りないところはあるかもだけど…!
     やると言ったら、必ずやり遂げる心の強さを持った…!」


クロバット「私が…私達が誇る最高のトレーナーなの!!」


キュウコン「…その…通りです…!」
ドククラゲ「ヒッヒッ…確かにいろいろといい目は見させてもらったからねぇ…!」
キノガッサ「…この人だからこそ…私達は道をともにすることに後悔はない…!」


サユリ「……あなた達……」


サーナイト「…そうだな…!
     この人なら、あの連中くらい…あんなちっぽけな石ころに頼らずとも、必ず従えることはできる…!」
ジュプトル「我らは…この主人(マスター)の剣であり盾であり…苦楽を共にした仲間…!
     彼女の言葉を体現するのは我らの役目!
     望みとあらば空神よ…我らの力、お前に対して示してやるぞ!!」


烈風の中、対峙する両者


不意に、その風が凪いでいく


−…汝はよき仲間を持ったな…強き魂を持ちし娘よ…
 よかろう…我が力、この一度限り汝に貸してやろう!

 ただし、条件がある!−


サユリ「…条件…?」


−もし、汝があの連中を従えることができた時…我も従えて見せよ!
 汝が我を従えるに値する力を身につけた時…汝とともに見る世界、我も眺めてみたくなってきたぞ…!!−


サユリ「…うん!約束する!
   あなたも、必ず私が従えて…ううん、私はあなたと共に歩めるトレーナーになってみせる!!」


−さぁ、我が背に乗るがいい!−



閑話休題…というか、このあたりの展開について。

レックウザに話しかけると、そのままヤツは勝手に飛んで行ってしまいます。
けど、一連のイベントが終了すると自動的にルネに移動しているので、もしかしたら主人公はレックウザにつかまってルネまでやってきていた可能性も…。



ミクリ「おお…柱の頂が…!」


空の柱を暴風が包み、周囲を取り巻いていた雨雲がすべて跡形もなく吹き飛ばされる
そこから風をまとい高速で飛び立つ緑色の影


ミクリ「…彼女は認められたか!
   よし、私もすぐに戻らなければ…!」


崩壊寸前のルネの町
ルネを覆う雨雲がすべて吹き飛ばされ、すさまじい烈風とともにそれは舞い降りた


マツブサ「な…何だ、あれは…!」
ダイゴ「レックウザ…古の伝承に残る空の神…!」


ダイゴ「…サユリ君…やってくれたんだな…!」



−鎮まらぬか…この馬鹿者どもがあああああああああああああああああ!!−


咆哮するレックウザ
そのエネルギー波は…見守る人々には何の影響も及ぼさず、グラードンとカイオーガの二体だけを正確に弾き飛ばしていた


−神代の昔より争うことしか出来ぬ愚か者どもめ!
 我らが眠りについて長き年月の間、この娘の如く強き心で己を律する人間も生まれたというに…
 何故貴様らは争うことでしか自己を保つことができんのだ!!−


−それは貴様とて変わらぬだろう空神よ!−

−貴様は我らを屠るためにこの地に現れた、そうではないのか!−


怒りの咆哮を上げる二体


−違う!
 この娘は…我ら神をも従うに値する…その資格を持ちし者。
 我はその意気に応え、いずれ我らに新たなる世界を見せるよう契約を交わした…。
 我は彼女との約定を果たすため、貴様らの下らぬ争いをやめさせるためにここへ来たのだ!−


−新たなる世界だと!?−


−ポケモンは等しく、人と歩みをともにするべき存在であることを、この娘は示して見せた!
 我らは長く神と呼ばれしポケモン…
 だが、我らがポケモンである以上、そろそろ我らも人と共に歩む道を模索する時ではないのか…!?−


互いを見合わせるグラードンとカイオーガ


−だが…我らを最初に目覚めさせようとした者たちはどうだ!
 我らをまるで何かの道具のようにしか見ておらぬではないか…!−


マツブサ「うぐ…」


−古来より人間は、我らを従えるどころか無意味に恐れ、我らを封じることで身を守ってきた…!
 今もそうだ!目覚めた我らを再び暗き地の底へ追いやることしか考えておらぬ!
 そんな脆弱な者どもに従うなど願い下げだ!−


−それは…我らがあまりにも強き力を持ち…彼らが正しく強き意思を持って相対することができなかったからだ。
 それに彼らは…その過ちを認め、貴様らを鎮めるために出来得る限りの力を尽くしたことが見て取れるだろう!
 我は信じる。いずれ、我らを共に歩む者として従えてくれる主が現れると!−


−それが…貴様が今背を預けている娘だというのか、空神よ!−


−そうかも知れない。
 そうではないかも知れない−

−しかし…我は既に契約を交わした。
 今はまだ至らぬところは多いかも知れぬ。
 だが…この娘が我が主となるのを…その時が来るまで、我は見守ろうと思う−


しばし沈黙し、相対する三者


−…よく解った、空神よ。
 ならば我らの相争うに任せ、この地を壊すわけにはいかぬ…!−

−我らも信じよう…その娘が…いずれ我らと共に歩む者となってくれるのを−


静かにその場を後にするグラードンとカイオーガ
既に異常な天候は収まり、すべてが終わったことを示すかのように、満天の星空が見える


ホムラ「…た…助かった…のカ…?」
イズミ「みたいです…サユリちゃんのお陰で」


レックウザはゆっくりと地に降り、サユリをその場に下ろした


サユリ「ありがとう…レックウザ」


−礼には及ばぬ。
 だが…我らとの約定…例え何年かかっても忘れぬでないぞ…!
 もしそれを破りし時は…奴らだけでなく、我も汝ら人間の敵に回るぞ!−


サユリ「うん。絶対に守る」


−その時が来たらまた柱へと来るがよい!
 さらばだ、強き魂を持つ娘よ!!−


レックウザは再び空へと駆け上がり、あっという間に空の彼方へと飛び去って行った
残された者たちは、いつまでもその姿を見送っていた



…という感じで脚色はしてみましたが、レックウザが登場してそれで終わりというのは本当です。
空の柱や、そこへ向かう道中の野生ポケモンやトレーナー戦を除けば、海底洞窟でカイオーガが目覚めて以降、ポイントになるバトルイベントというのは存在しません。

とりあえずこの後も少しエピローグ的な展開は続きますが、これでグラードン・カイオーガを巡る大事件は終焉です。
この後は…いよいよホウエン最後のジム戦に挑むことになります。



(続く)


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